SNSや雑誌で見かける「絶景の車中泊スポット」。富士山のふもと、湖畔、海沿いのキャンプ場…。自由に旅するイメージに憧れる方も多いのではないでしょうか。
ただし、こうしたスポットは初心者にはまだ早い場合があります。夜間の寒暖差や設備不足、混雑によるトラブルなど、想像と違う現実に戸惑うことも少なくありません。
この記事では「憧れスポットだけど初心者には注意が必要な理由」をわかりやすく解説し、代わりに安心して楽しめるステップアップ方法を紹介します。
憧れスポットに潜む「まだ早い」落とし穴
1.富士山周辺や高原エリア

富士五湖や長野の高原などは、絶景が楽しめる車中泊の定番スポットです。しかし標高が高いため、夏でも夜は10℃近くまで冷え込むことがあります。防寒装備が不十分だと眠れなかったり体調を崩すリスクが高まります。
2.北海道・東北の大自然キャンプ場

広大な自然の中で泊まれるキャンプ場は魅力的ですが、移動距離が長く虫や野生動物のリスクもあります。慣れない初心者には想像以上にハードルが高い環境です。
3.海沿いの絶景スポット

日本海や離島の海岸沿いは「映える」写真が撮れるため人気ですが、潮風や強風にさらされ、車内結露や塩害の原因になります。トイレや水場が遠い場所も多く、不便を感じやすいです。
4.人気観光地の道の駅

伊豆や箱根の道の駅は観光客が多く、深夜まで混雑することもあります。長時間の宿泊を想定していないため、マナー違反として注意されるケースもあり、初心者には不向きです。
5.湖畔や河川敷の無料エリア

湖や川沿いのスポットはSNSで映える写真が撮れると人気ですが、夜間照明がなくトイレも整備されていない場合が多いです。治安や安全面を考えると、最初の車中泊に選ぶのは危険です。
なぜ初心者には向かないのか?
設備不足と環境の厳しさ
絶景スポットは基本的に自然環境が厳しく、トイレ・水場・照明が整っていない場所が少なくありません。十分な準備をしないまま訪れると、不安や不便さが強調されてしまいます。
マナーとルールの壁
人気観光地や道の駅は一見便利ですが、長時間の車中泊はマナー違反となる場合があります。公式に認められていない場所での宿泊は、トラブルにつながるリスクが高いです。
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初心者が陥りやすい失敗
寒暖差を想定せず寝具を軽く済ませてしまう、照明や電源を確保できず不便を感じる…。こうした小さな準備不足が積み重なり、「楽しいはずの車中泊がつらい体験」に変わってしまうのです。
憧れスポットを楽しむためのステップアップ方法
まずは管理された施設から
初心者のうちは、RVパークや有料オートキャンプ場といった管理が行き届いた場所がおすすめです。トイレや電源が整備され、スタッフも常駐しているため安心して過ごせます。
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徐々に挑戦する
数回経験を積み、寝具や電源などの装備が揃ってきたら、車中泊可能な道の駅や郊外の小規模キャンプ場に挑戦しましょう。落ち着いた環境で徐々に「自由度の高い場所」へ進めます。
憧れスポットを目指す目安
防寒・照明・電源といった基本の装備が整い、2〜3回車中泊を経験してからが安心です。その段階になれば、富士山周辺や海沿いのスポットも十分楽しめるようになります。
憧れスポットは段階を踏んで楽しもう
絶景スポットは車中泊の醍醐味ですが、初心者がいきなり挑戦すると設備不足や環境の厳しさで失敗することもあります。
まずは管理された場所で経験を積み、必要な装備を整えましょう。そのうえで段階的に憧れのスポットに挑戦すれば、安心して理想の車中泊を楽しめるようになります。